2005年11月14日

Spirit☆Form 迷いの森


    影を逃れた沙希

    遠のいていく意識の中で彼が見たものとは?

    また、待ち受けているものとは?

    乞う、ご期待! 


 ■ 第一章 迷いの森


頬に降り注いだ何かで、沙希は目を覚ました。

目の前に広がっていたのは青々と茂った木々の数々。

視線を横に移すと、

朝露を含んだ葉が

木々の間から差し込む光を浴びてキラキラと輝いていた。



しばしの間、沙希はぼんやりとその光景を眺めていた。

思考回路が麻痺してしまっている。

そんな彼を奮い立たせるかのように、

再び頭上の葉々から雫が舞い落ち、彼のおでこに届く。



「…っ、冷た…っ!!」


皮膚を伝って流れ落ちてきた雫が目にかかり、

反射的に片目を瞑り体を支えていない方の手で雫を拭う。

そんな動きを通じで、少しずつ意識も回復してきたようだ。

改めて辺りを見渡してみて、沙希はここが森の中である事を理解した。



(……。…ここは何処だ…?)



見覚えのない景色だ。


(そもそも、何で俺はこんなところにいるんだ…?)


頭の中が妙にぼんやりとしていて、

記憶を辿ろうにも何も思い出す事が出来なかった。

何とか掴み取ろうとしても、

それらは砂となって指の隙間から逃げてゆく。






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posted by 霧沢美咲 at 08:49| Comment(4) | TrackBack(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんわー♪今日も遊びに来ましたー
何を思ったかこの物語読み返して見たんですけど、沙希君も作者に遊ばれてる気が・・・・・・・・・?
森って何処なんでしょう?!
森って言うと、入った者はどんな人でも記憶喪失になってしまう森か、悠を殺してみようと(物騒)試みた森しか思い出せませぬ(死
や、両方とも違うと思いますがっ!!
でわー乱文失礼しましたーっ
Posted by 紗椰 at 2005年11月15日 20:06
何処かはわかりません。
存在してるんだけど存在してないとも取れる架空の森なので。
紗椰さんの森の想像は割かし当たってますよ♪

ところで、私は沙希君をいじめていませんよぅ。
こーゆー運命なんだもの。
大丈夫、未来は明るくする予定だから!
って、そんな風に人の人生を決めてる時点で遊んでるのかな?
Posted by 美咲〜紗椰さんへ at 2005年11月16日 16:18
何度読んでも、これ〈沙希)これが一番良い
失礼かも知れませんが今までの名前変換ツール
や童話より私は良いとおもいます。こういうのを
又、創作してください。きたいしてます。
Posted by 田村純一 at 2005年12月01日 18:53
そうですか?
田村さんはこちらがお気に召したようで^^
書く方としては、童話や名前変換ツールの方が書きやすかったりするんですけれど・・・
「これが面白い!」と言って貰えると嬉しいですね♪
ありがとう御座います!
Posted by 美咲〜田村純一さんへ at 2005年12月01日 19:06
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